2006年の医療法改正により、「社会医療法人」が発足しました。救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療など公益性の高い医療を担う医療法人です。興生総合病院は開設以来、救急医療を行い、2006年には年間1200件以上、そのうち時間外は800件以上の救急搬送を受け入れ、また、阪神淡路大震災の翌年1996年には災害拠点病院として指定されました。こうした経緯から2009年9月、救急医療、災害医療の2つの認可要件により、社会医療法人として認定されました。2009年10月新病院への移転以降も救急受入件数は更に増え、2024年には年間1800件以上、そのうち時間外1100件の救急車の受け入れを行っています。災害拠点病院としてヘリポートを備えたことにより、島嶼部からの急病者受け入れを行うとともに、重症者を3次救急病院へ転院搬送するためのハブ病院としても機能するようになりました。東日本大震災、熊本地震、能登半島地震発生時には現地にて災害医療支援を行っています。