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C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法について

C型慢性肝炎の方は初期にはほとんど症状はありませんが、そのまま放置しておくと下図に示すように肝硬変に移行して肝臓癌が出来てきます。

 

 現在日本国内には100人に12人程度の割合でC型慢性肝炎の方がおられると推測されています。

この肝炎ウイルスをやっつける治療がインターフェロン療法です。この治療の説明をする前にもう少し詳しく肝炎ウイルスのことを説明しておきます。C型肝炎ウイルスは遺伝子のタイプによって1a型、1b型、2a型、2b型などがありますが、日本人は1b型の人が70%、2型の人が30%となっています。そしてインタ-フェロンが効きにくいのが1b型ウイルスで、以前は頑張って治療を行っても23割程度の人しか良くなりませんでした。インターフェロン注射は非常に高価で金銭的に余裕のある一部の人でしか治療を受けることができませんでしたが、平成20年に国による医療費助成制度がスタートしてから安価に治療を受けることができるようになりました。(厚生労働省HPhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/080328_josei.htmlをご参照ください)また体の負担についても、以前は毎日注射するために大変しんどい治療でしたが、インターフェロンがペグ化されたことにより注射の効果が著しく延長されて、週1回の注射で比較的楽な治療となりました。さらには、平成231128日にテラビックと言う薬が発売されてから治療成績そのものが格段に良くなり、大半の人でウイルスが消えて治るようになりました。具体的な治療内容としては、毎週1回のペグイントロン皮下注射を6カ月間行い、レベトールとテラビックの2種類の薬を内服します。治療期間は最初の3ヶ月は2剤を服用し、あとの3ヶ月はレベトールのみを服用します。当院では平成241月から使用を開始して平成25年末までに11名の方にこの治療を行い副作用で中止となった一人の方を除いて、全員が治癒しました。ただしテラビックについては皮膚症状などの副作用が強く、効果が良いとはいえ困った点が多々ありましたが、平成25126日にテラビックと同じ治療効果にもかかわらず副作用の少ないソブリアードカプセルが発売され、数名の方で治療を初めていますが副作用が少なく早々にウイルスが消失しており、皆様にもお勧めの治療です。

 

平成26610

総院長 難波康男
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