臨床検査科

臨床検査科

診療方針(診療科の特色)

検査部門は患者様や健康診断に来られる方の検査をさせて頂いております。当院は病理検体数が比較的少ないため、検査専門医/検査管理医が病理細胞診業務を兼務しております。現在、臨床検査技師25名で、月1回の検査適正化委員会、日本臨床検査技師会,日本医師会,広島県医師会,日本労働衛生団体連合会,日本総合健診学会、各企業の精度管理等を通し、標準的なクオリティ維持に勤めております。

ドクター紹介

取り扱っている主な疾患

検査データは基準値と比べて異常かどうかという事なので、実際には多少の個人差があります。症状がなくても、検査で異常が検出される事がありえます。反面、症状があるのに検査で異常が見つからない微妙な状況もありえます。最初の検査で異常がなくても、1ヶ月後の検査では異常が検出できる事もあります。通常は同じ病院に通っていれば、試薬や機械を頻繁に変更されないため、貴方自身の前回検査と比較する事も可能となります。「やっぱり変かも?」と思ったら、遠慮なく受診して下さい。当院で行われた検査は前回のデータと必ず比較されています。皆様に安心して御利用いただける臨床検査科を目指しています。

こんな症状はありませんか
以前と違う自分に気がつきませんか?痛くないけれど触れる「しこり」ができていませんか?疲れやすい、息苦しい、微熱の持続、ほてり、体重減少、太りやすい、むくみ、など体の変調はありませんか?院内検査はスタッフも機械も充実していますので、健康に自信のない方は安心して受診して下さい。

検査・治療の特徴

皆様と直接接する生理検査部門はデリケートな電子機器類を使用しているため、お手数ですが携帯電話などの電源オフをお願いいたします。検体検査部門につきましては、TBA-c8000,TBA-120FR(東芝メディカル),GA09II(ATWiLL),G8,AIA-2000(東ソー)、アーキテクトi2000sr(アボット)、CA-1500、2台のXT-1800(シスメックス)、OCセンサーio(栄研化学),AutoVue Innova(オーソ)、MBR-1520A-3(日立メディコ)等の精密機器を揃えております。

検査・治療の特徴

健診を含め季節によって波があり、皆様の外来での待ち時間に微妙に影響している状況があるかもしれません。1年間の検査件数は、心電図12000件、超音波5000件、血算38000件、白血球分類18000件、血糖20000件、総コレステロール10000件、尿一般18000件、便潜血8000件、血液型1700件、インフルエンザウイルス1400件前後などとなっています。

その他の紹介

臨床検査科としての心意気を紹介します。テクノロジーと心意気のバランスのとれた未来派の検査室でありたいです。生理検査メンバーは新しいことへのチャレンジャーを目指し、検体検査メンバーは院内検査に固執せず、患者様や先生方の望まれる検査があれば前向きに外注する姿勢でいます。機械や試薬はどんどん変わりますが、リアルタイムの情報交換で、常に先を見据えて頑張っていきます。

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